ユークロマクリーム4%(ハイドロキノン)20g
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メーカー / 製造国
Jagsonpal / India
Eukroma(ユークロマクリーム)は、インドのJagsonpal社が製造する外用クリームです。有効成分としてハイドロキノンを4% w/w含有し、1本20g入りです。
肌の色は、メラノサイト(色素細胞)が作るメラニンの量で決まります。メラニンは、アミノ酸のチロシンがチロシナーゼという酵素の働きで段階的に変化して作られます。紫外線や炎症、ホルモンの影響でチロシナーゼが活性化すると、メラニンが過剰に作られてシミや色素沈着になります。
ハイドロキノンはこのチロシナーゼの働きを直接妨げ、メラニンが作られる過程を止めます。すでにできてしまったメラニンを分解するのではなく、これから作られる分を減らすことで、ターンオーバーによって色素が薄くなっていくのを待つ仕組みです。あわせてメラノサイト自体の活性も抑えます。
作用が強いため「肌の漂白剤」とも呼ばれ、シミの外用治療のなかでは最も効果が確立された成分のひとつです。4%は高濃度にあたります(日本の化粧品では通常2%以下、医療機関の処方で4〜5%)。
使用にあたって守っていただきたいことが2つあります。ひとつは日中の紫外線対策です。紫外線を浴びると効果が打ち消され、かえって色素沈着が悪化します。もうひとつは長期連用を避けることです。長く使い続けると、青黒い色素沈着(オクロノーシス)という戻りにくい副作用が起こることがあります。
効果・効能
メラニンの過剰な生成による色素沈着の改善に用いられます。肝斑(メラズマ)、炎症後色素沈着(ニキビ跡や虫刺され跡の色素沈着)、そばかす、日光による色素斑(老人性色素斑)などが対象です。
チロシナーゼを阻害してメラニンの生成を抑え、肌のターンオーバーとともに色素を目立ちにくくします。
効果は4〜8週間で現れ始め、多くは3か月程度で判断します。効果には個人差があり、色素沈着の種類や深さによって反応が異なります。真皮まで色素が及んでいる場合は効果が限られます。
※シミの背後に治療が必要な疾患がある場合もあります。急速に大きくなる、色や形が不均一、出血するといった皮疹には使用せず、皮膚科を受診してください。
用法・用量
1日1〜2回、洗顔後の清潔で乾いた肌に、色素沈着している部分だけに薄く塗布します。夜のみの使用から始めるのが一般的です。
健康な部分に広く塗ると、そこだけ色が抜けて色ムラになります。綿棒などを使って気になる部分に限定して塗ってください。
日中は必ず日焼け止め(SPF30以上)を使用してください。これは効果を出すための条件であり、紫外線対策をしないと効果が得られないだけでなく、色素沈着が悪化します。帽子や日傘も併用してください。
初めて使用する際は、目立たない部位に少量を塗って24〜48時間様子をみる(パッチテスト)ことを強くおすすめします。
連続して使用する期間は4〜6か月までを目安とし、それ以上続ける場合は皮膚科医にご相談ください。数か月使用したら一定期間休むという使い方が推奨されます。
目や口の周囲、粘膜には使用しないでください。
使用上の注意
▽以下の方は使用しないでください。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある方/妊娠中または妊娠している可能性のある方、授乳中の方(安全性が確立していません)/12歳未満の小児/日焼けした肌、傷や炎症のある肌、湿疹やアトピー性皮膚炎が悪化している部位
▽使用にあたって注意が必要な方
敏感肌の方/アレルギー体質の方/レチノイド(トレチノイン等)やピーリング剤を併用している方(刺激が強まります)
▽紫外線対策は必須です。使用中は日焼けを避け、日中は日焼け止めを毎日使用してください。
▽オクロノーシス(外因性褐色症)について
高濃度のハイドロキノンを長期にわたって使い続けると、塗った部分に青黒い色素沈着があらわれることがあります。これは治療が難しく、元に戻りにくい副作用です。皮膚が青みがかって黒ずんできたと感じた場合は、ただちに使用を中止して皮膚科を受診してください。
▽白斑(色が抜ける)について
健康な部分に塗ったり、強く作用しすぎた場合、その部分の色が抜けて周囲との差が目立つことがあります。塗る範囲を守ってください。
強い赤み、ヒリヒリ感、腫れ、水ぶくれがあらわれた場合は使用を中止してください。
副作用
比較的よくみられる副作用として、塗布部位の刺激感(ヒリヒリ、チクチク)、赤み、乾燥、皮むけ、かゆみがあります。使用開始から数日のうちにあらわれやすく、多くは軽度です。刺激が強い場合は使用頻度を減らしてください。
このほか、接触皮膚炎(塗った部位が赤くなり、かゆみや水ぶくれを伴う)、白斑(塗布部位や周囲の色が抜ける)、色素沈着の悪化(紫外線対策が不十分な場合)が報告されています。
重大な副作用として次のものがあります。
外因性褐色症(オクロノーシス):長期・高濃度の使用で起こる青黒い色素沈着です。治療が難しく、元に戻りにくいため、長期連用は避けてください。
強いアレルギー反応:広範囲の発疹、顔や喉の腫れ、呼吸困難。ただちに使用を中止して医療機関を受診してください。
異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科にご相談ください。
成分・分析
Hydroquinone USP 4% w/w, Cream Base q.s.
ハイドロキノン 4% w/w、クリーム基剤 適量
1本 20g
※製造上の都合により、パッケージに多少のずれがある場合がございますが、製品自体には問題ございません。
※FTLの詳細データに製造国の記載がないため、公開情報で確認しました。ブランドはJagsonpal Pharmaceuticals Ltd.(インド)、製造はYash Pharma Laboratories Pvt Ltd(インド・ウッタラカンド州ハリドワール)です。