Bioclan25mg20ml
BIOCLN1
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メーカー / 製造国
Sava Vet / India
Bioclan経口液(Bioclan Oral Solution)は、Sava Vet社が製造する犬用の抗生物質です。有効成分として1mLあたりクリンダマイシン25mg相当(塩酸クリンダマイシンとして)を含有する内用液で、1本20mL入りです。動物用医薬品「アンチローブ」と同じ成分の製品です。
クリンダマイシンはリンコサミド系に分類される抗菌薬です。細菌がタンパク質を合成する装置(リボソームの50Sサブユニット)に結合してタンパク質の合成を止め、細菌の増殖を抑えます。
この系統の特徴は、嫌気性菌(酸素の少ない環境で増える細菌)とグラム陽性菌に強く働くこと、そして骨や歯の周囲、膿のたまった組織へよく届くことです。このため犬の歯・口腔内の感染、皮膚の深い感染や膿瘍、骨の感染(骨髄炎)といった、他の抗菌薬が届きにくい部位の治療に用いられます。
本剤は液剤です。錠剤と違って体重に応じた細かい量の調整ができるため、小型犬や体重の幅がある場合に扱いやすいという利点があります。
本剤は犬用です。また下の使用上の注意にあるとおり、ウサギ・ハムスターなどの小動物や馬・反芻動物には絶対に投与しないでください。致死的な腸炎を起こします。
効果・効能
犬において、クリンダマイシンが有効な細菌による感染症の治療に用いられます。
・皮膚・軟部組織の感染:膿皮症、創傷の感染、膿瘍、蜂巣炎
・歯・口腔内の感染:歯周病に伴う感染、抜歯後の感染
・骨・関節の感染:骨髄炎
嫌気性菌やブドウ球菌による感染に対してとくに用いられます。
ウイルスや真菌(カビ)による感染には効果がありません。また細菌の種類によっては効かないため、獣医師の診断に基づいて使用してください。
用法・用量
投与量は体重によって決まります。必ず獣医師の指示に従ってください。
一般的な目安として、犬では体重1kgあたりクリンダマイシン5.5〜11mgを12時間ごと、または11〜22mgを24時間ごとに経口投与します。本剤は1mLあたり25mgのため、たとえば体重5kgの犬に1回あたり55mgを投与する場合は2.2mLとなります。
付属のシリンジまたは計量器で正確に量ってください。目分量では過量・過少になります。
投与期間は感染の部位と程度によって異なります。皮膚・軟部組織では7〜14日、歯・口腔内では5〜10日、骨髄炎では数週間から数か月にわたることがあります。
症状が改善しても、獣医師から指示された期間を最後まで投与してください。途中でやめると再発や薬剤耐性の原因になります。
投与後は水を飲ませ、食道に薬が残らないようにしてください。
開封後は指定された期間内に使い切ってください。
使用上の注意
▽以下の動物には絶対に投与しないでください(致死的です)
ウサギ、ハムスター、モルモット、チンチラ、デグー、馬、牛、羊、山羊。これらの動物にクリンダマイシンを投与すると、腸内細菌のバランスが崩れて重篤な腸炎を起こし、死亡することがあります。
▽以下の犬には投与しないでください。
本剤の成分、またはリンコマイシン・クリンダマイシンに対し過敏症の既往がある犬
▽投与にあたって注意が必要な犬
肝機能障害・腎機能障害のある犬(用量の調整が必要になることがあります)/消化器疾患のある犬/妊娠中・授乳中の犬(安全性が十分に確立していません)/幼齢の犬
▽併用に注意が必要な薬
エリスロマイシンなどマクロライド系抗菌薬(作用部位が重なり、互いの効果を弱めます)/神経筋遮断薬(麻酔時に使用。作用が強まります。手術の予定がある場合は必ず獣医師に申告してください)/カオリン含有の止瀉薬(吸収が低下します)
▽投与中に激しい下痢や血便があらわれた場合は、腸内細菌のバランスが崩れたことによる大腸炎の可能性があります。自己判断で止瀉薬を使わず、投与を中止して動物病院に連絡してください。
▽人が扱う際の注意
投与後は手を洗ってください。人が誤って口にした場合は、製品を持って医療機関を受診してください。子どもの手の届かないところに保管してください。
▽保管
直射日光と高温多湿を避け、指定された温度で保管してください。
本剤は動物用医薬品です。獣医師の診断と指示に従って使用してください。他の犬に譲ったり、前回の残りを自己判断で使ったりしないでください。
副作用
犬にあらわれる副作用として、比較的よくみられるものは嘔吐、下痢・軟便、食欲不振、よだれです。消化器症状が中心で、食事とともに投与することで軽減できる場合があります。
このほか、元気がなくなる、口の中の違和感(本剤は苦味があります)が報告されています。
重大な副作用として次のものが報告されています。
抗菌薬関連の大腸炎:腸内細菌のバランスが崩れ、激しい下痢や血便を起こすことがあります。
肝酵素の上昇・肝機能障害:長期投与では定期的な血液検査が推奨されます。
血液障害:白血球減少、血小板減少、好酸球増加
アレルギー反応:発疹、かゆみ、顔の腫れ、アナフィラキシー
食道の炎症:薬が食道にとどまった場合
激しい下痢や血便が出た、ぐったりして動かない、繰り返し吐く、皮膚や白目が黄色くなった、顔が腫れたといった症状があらわれた場合は、ただちに動物病院を受診してください。その際、投与した製品と投与量・投与日をお伝えください。
成分・分析
Each ml Contains: Clindamycin Hydrochloride IP equivalent to Clindamycin 25 mg, Excipients q.s.
1mL中 塩酸クリンダマイシン(クリンダマイシンとして25mg相当)、添加物 適量
1本 20mL(内用液)
※本商品は液体です。